生めかぶの食べ方と保存方法

【生めかぶの食べ方】 1/5頁
下処理や冷凍冷蔵保存・茎の活用やめかぶレシピ

茎丸ごとの生めかぶ

2月くらいから出回り始める「生めかぶ」は春先のおいしい海の味覚です。
この時期にスーパーなどで、茎も丸ごとの、いわゆるホール状態で売っている「生めかぶ」をみなさんも見かけることがあると思います。

食べてみたいけど、どうやって食べたら良いのか分からない。

・・・そう思って、気になりつつも今まで手にしたことがなかったという方も意外と多いのではないでしょうか。
実は生めかぶの食べ方はとても簡単です。

美味しい上に栄養豊富で健康にも良い、こんな食材を見逃す手はありません!
というわけで、春先だけに味わえる美味しい生めかぶの下処理方法生めかぶの切り方、そして冷凍や冷蔵での保存方法などを図解で分かりやすく解説していきます!
ヾ(*´∀`*)ノ

1.下処理のための下準備

 生めかぶの洗浄と冷水・鍋の用意

1.【洗浄する】
生めかぶを流水で洗う

生めかぶを流水で洗います。ミミの間などの汚れも落としましょう。

2.【冷水を用意】
生めかぶを冷やす冷水

鍋に湯を沸かし、別に氷水や冷水を用意しておきます。

  • 生めかぶを色止めするために直ぐに冷やせるよう、あらかじめ冷水を用意します。
  • 生めかぶは下処理せずにそのまま放置すると数日で溶けてきます。溶けた様子は 3ページ目 にて。

 生めかぶの茎とミミを切り分ける

3.【茎に沿って切る】
生めかぶを茎に沿って切り分ける

茎部分に沿って刃を滑らせて、茎からミミを削ぎ落とします。

4.【茎とミミ】
茎とミミに切り分けた生めかぶ

反対側のミミも削ぎ落とし、この様にミミと茎を切り分けましょう。

  • 茎の部分は捨てる方もいますが食べても美味しいです。お好みで使うと良いでしょう。

 生めかぶをそのまま調理する場合

生めかぶの下処理で湯通しするのは保存のためですので、買ってきてすぐに料理する場合は、洗ったらカットして、そのまま調理に使いましょう。

※ 生めかぶのミミ部分や茎部分の切り方以下の項目 に詳細を載せています。

2.生めかぶの湯通しと冷却

 生めかぶは茎→ミミと湯通しする

5.【茎から入れる】
生めかぶの茎の湯通し

鍋のお湯が沸いたら、まずは茎部分から入れ10~20秒ほど湯通しします。

6.【続いてミミを入れる】
生めかぶのミミの湯通し

次にミミ部分を鍋に入れ、更に10秒ほど湯通しし、茎とミミを直ぐに鍋から上げます。

  • 茎部分はミミより加熱に時間がかかるので、先に入れています。

 冷水で冷やして生めかぶを色止め

湯通しした生めかぶを冷水で色止めする 画像:「湯通しした生めかぶを色止め」

鍋から上げた生めかぶの茎とミミは、予熱で色が変化しないように、そのまま冷水や氷水の中に入れて色止めをします。
その後は冷蔵や冷凍で保存し、調理ごとに適したカットをして料理に使いましょう。

  • 冷水にさらす事で、生めかぶが鮮やかな緑色になります。
  • 加熱による色の変化の詳細は 3ページ目 にて解説しています。

3.生めかぶの冷蔵と冷凍保存

 生めかぶの冷蔵での保存

下処理した生めかぶを冷蔵
下処理した生めかぶを刻んで冷蔵
画像:「生めかぶの冷蔵での保存例」

下処理が済んだ生めかぶは、保存袋やタッパーに入れて冷蔵保存しましょう。

上の左の画像は、部位ごとにそのまま保存したもので、これならその都度で調理に合わせたカットをして使うことができます。 また、右の画像は刻んだ生めかぶとペーストにした生めかぶです。刻んでおけば、ご飯に乗せ好きな時にていつでも食べる事ができます。

生めかぶの利用方法に合わせた保存をしておくと便利です。

  • 冷蔵した生めかぶは、2~3日を目安に食べ切りましょう。

 生めかぶの冷凍保存と解凍後

下処理した生めかぶを冷凍
冷凍した生めかぶを解凍
画像:「冷凍した生めかぶと解凍後」

上の左の画像は、下処理で湯通しして冷凍した生めかぶです。そして右はそれを自然解凍した後の生めかぶです。ヌルヌルとしたネバトロ感もそのまま残っており、冷凍前と比べてもそれほど遜色はありません。

冷凍した生めかぶの茎部分
冷凍した生めかぶの茎部分を解凍
画像:「冷凍した生めかぶの茎と解凍後」

こちらは下処理で湯通しした生めかぶの茎部分を千切りにして冷凍し、その後に自然解凍したものです。茎部分もまた、モギュモギュコリコリとした心地よい食感がそのまま残っています。

  • 冷凍なら2~3ヶ月を目安に使い切り、長くても半年以内に使うと良いでしょう。
  • 解凍後は2~3日で食べ切るようにしましょう。

 下処理せずにそのままで冷凍する

そのまま冷凍した生めかぶ
そのまま冷凍した生めかぶを解凍
画像:「そのまま冷凍した生めかぶ」

上の左の画像が、下処理(湯通し)をせずに、そのまま丸ごとで冷凍した生めかぶです。そして右の画像がそれを自然解凍したものです。

グニャグニャと、かなり柔らかくなってしまいますが、そのまま冷凍することも可能です。

下処理を済ませてから冷凍する方がおすすめですが、忙しくて時間が無いまま冷蔵庫で腐らせてしまうよりは、そのまま冷凍してしまって、時間がある時に解凍して料理に使うと良いでしょう。

  • 生めかぶを下処理せずにそのまま冷凍した場合の詳細は 3ページ目 で公開しています。
  • そのままで冷凍すると粘り感が少なくなりますが、刻むことで再びネバトロになります。
  • 解凍後は2~3日で食べ切るようにしましょう。

4.茎部分と茹で汁の活用

 実は美味しい生めかぶの茎部分

湯通しした生めかぶの茎の部分
生めかぶの茎を具にした味噌汁
画像:「生めかぶの茎を使った味噌汁」

生めかぶの茎の部分は、場合によってはそのまま破棄されてしまう部位ですが、私としては是非ともこの茎部分も食材として使うのがおすすめです!

モギュモギュコリコリとした食感はとても歯応えが良く、味噌汁の具や炊き込みご飯の具、その他のお惣菜や酒肴など、様々な料理に活用できます。

※ 上の画像の味噌汁のレシピ
【生めかぶの茎レシピ】混ぜご飯・味噌汁・副菜を生めかぶの茎で作る

  • 生めかぶの茎部分は、硬いので捨てる方もいますのでそこはお好みで。

 生めかぶを湯通しした茹で汁

生わかめを湯通しした茹で汁
生わかめの茹で汁を使った炊き込みご飯
画像:「生めかぶの茹で汁で炊き込みご飯」

生めかぶの茎部分と同じように活用することができるのが、下処理の際に生めかぶを茹でた「茹で汁」です。

生めかぶの旨味や、海草の塩気などが溶け出している茹で汁は、そのまま飲んでも美味しく、味噌汁炊き込みご飯の出汁などに利用することができます。
また、生めかぶの栄養成分も茹で汁の中に含まれているので、その点からも利用することをおすすめします。

  • 生めかぶの茹で汁は、若干のエグみもあるので利用するかどうかは、お好みで。
  • 生めかぶや茎部分を使ったレシピ集は こちら です。

生めかぶと茎部分の切り方

 生めかぶの茎とミミの切り分け方

生めかぶの茎とミミの切り分け部分 画像:「生めかぶの切り分け方」

生めかぶは見た目が複雑と言いますか、何かゴテゴテしているので・・・

(´≧ω≦`)?
どうやって切るのコレ?

・・・と迷ってしまう方もいるかもしれませんので、カットの仕方を解説します。

下処理の工程でもご説明しましたが、上の画像の点線部分。このめかぶの茎にミミが付いている箇所、この付け根部分を茎に沿って削ぎ落とし、茎とミミを切り分けます。

 生めかぶのミミの切り方

生めかぶのミミの切り方 画像:「生めかぶのミミの切り方」

生めかぶのメインとなる可食部は、このミミの部分です。

このミミを細かく刻んでご飯にのせる以外にも、色々な調理の具材として使うことができますので、調理の際に使いやすい切り方としては、上の画像の点線のように、ミミ同士のつなぎ目をカットします。

 小ぶり~中ぶりのミミの切り方

小サイズ:「2枚1組」
生めかぶの小ぶりなミミの切り方
中サイズ:「1枚」
生めかぶの中ぶりなミミの切り方

上の 白い点線を入れた画像 のように、ミミを一枚おきにしてカットすると、ミミ2枚で1組となり、小ぶりな小サイズのミミはちょうど一口分くらいの大きさになります。

また、それよりももう少し大きい中サイズのミミでしたら、右の画像のようにミミ1枚にすると、食べやすい大きさになります。

 大きなサイズのミミの切り方

「特大サイズは半分に」
生めかぶの大きなサイズのミミ
特大サイズ「1/2枚」
生めかぶの大きなサイズのミミを半分にカット

生めかぶのミミはデロ~ンとしたとっても大きなサイズのものもありますので、そういった大サイズのミミは1枚にした後に更に半分にカットしましょう。
これで1/2枚で一口となるので、食べやすい大きさになります。

  • 切り方は決まっているわけではありません。調理や好みに合わせて自由にカットしましょう。

 生めかぶをご飯にかける時の切り方

生めかぶと卵かけご飯 画像:「生卵とめかぶかけご飯」

生めかぶの最もポピュラーな食べ方と言えば、アツアツの白飯にたっぷりと「めかぶ」をぶっかけて、そのトロトロの喉越しを楽しむことでしょう♪

生めかぶを調理に使う際には、一口サイズほどに切るのが食べやすいですが、ご飯にかける場合は、ご飯とよく絡むような切り方が合います。

【細切り】
生めかぶを細切りにしたもの
【粗みじん~みじん切り】
生めかぶをみじん切りにしたもの

パックで売っている師範のめかぶは、上の左の画像のように細切りですよね。または粗みじん切りみじん切りも、ご飯によく絡んで食べやすいです。

  • みじん切りは、ミミだけではなく茎部分を混ぜても美味しいです。
  • しかしネバトロ感をたっぷりと味わいたいならば、ミミ部分だけを使う方が良いでしょう。
【ペースト状】
ペースト状にした生めかぶ乗せご飯
【明太子と和えたもの】
ペーストにした生めかぶと明太子の和えご飯

そして是非お試し頂きたいのがペーストです。ミルなどを使いペースト状にしたものも、上の画像のように明太子と和えてご飯に乗せたり、酒の肴にしたりできるので、めかぶの利用方法が広がりますよ。
( ̄~; ̄)

上の画像の「生めかぶすりおろし明太和え」のような、白いご飯と相性抜群な【生めかぶを使ったアイディアレシピご飯の友編】は5ページ目で大公開中です!
生めかぶで白飯を10倍楽しむ

 生めかぶの茎部分の切り方

湯通しした生めかぶの茎

茎部分はミミの部分と比較すると、硬くてえぐ味も少し強いため、食べられずに破棄される場合もあります。しかし私個人としては、とてもおすすめの食材です。
普通のお野菜と同じで、様々な切り方で色々な料理に活用してみてください。

【小口切り】
生めかぶの茎の小口切り
【みじん切り】
生めかぶの茎のみじん切り
【千切り】
生めかぶの茎のみじん切り
【削ぎ切り】
生めかぶの茎の削ぎ切り
【ぶつ切り】
生めかぶの茎のぶつ切り
【薄切り】
生めかぶの茎の薄切り

生めかぶや茎部分を使ったレシピ集は4ページ目にて公開しています。
生めかぶを活用したレシピ集

海の香りと心地よい食感の生めかぶ

生めかぶ・めかぶ・わかめ

生めかぶの下処理の仕方、切り方、そして保存方法と、生めかぶを楽しむための情報をまるっとご紹介してきました。どうですか?下処理も簡単ですよね?

海藻ならではの海の香りや磯の香りは、眼前に広がる海を連想させてくれます。それは海辺の地域出身の方にとっては正に郷愁を誘う香り。
そして生めかぶのコリコリとした心地良い歯応えトロトロの粘りは食材としてもとても魅力です。

この時期だけに味わえる贅沢な美味しさを、是非ご家庭でもご堪能下さい!
.゚٩(๑>◡<๑)۶:.。♡