今回は男性やお子さんが喜ぶガッツリ肉料理!
豚バラのブロック肉をグルリと巻いた大迫力の「大判チャーシュー」のレシピをご紹介!!
また、色々なメニューでの大判チャーシューの利用方法・調理方法、煮込む際に使った香味野菜などのリメイクレシピも併せてご紹介していきますよ~♪
(*≧д≦)ノ
大判チャーシューのレシピ
記事の概要
- 大判チャーシューのレシピと併せ、調理の副産物を使ったリメイクレシピも紹介。
大判チャーシューの用意
用意する材料(約8人分)
< 大判チャーシューの材料 >
・豚バラブロック | 1kg前後 |
---|---|
・玉ねぎ | 大1個(270g) |
・長ネギ青い部分 | 2本分 |
・干し椎茸 | 10g |
・出汁昆布 | 5g |
・にんにく | 10g |
・生姜 | 15g |
・水 | 500ml |
---|---|
・醤油 | 300ml |
・酒 | 125ml |
・みりん | 250ml |
・砂糖 | 大さじ1 |
・ザラメ | 小さじ1 |
・ラード(※) | 大さじ2 |
※サラダオイルでもOK |
Point!
- 料理用のタコ糸の用意も忘れずに!
- 約185分
肉をタレに漬け込む時間、肉を常温に冷ます時間などは含みません。
※各見出しに記載の時間は、その工程に要する時間の目安です。
調理の大まかな流れの確認
野菜類などで漬けダレを作る。
豚バラブロックを巻いてタコ糸で縛る。
水から肉を下茹でする。
作っておいたタレに肉を1日漬け込む。
タレに漬け込んだ肉を焼く。
漬けダレを沸かし、焼いた肉を2時間半煮込む。
お好みでカットして食べましょう。
Start!
- それでは以下からは、調理の詳細をご紹介していきます!
大判チャーシューの下準備
漬けダレ作り(5分)
Point!
- 生姜は皮のすぐ下に有効成分が多いので皮ごと入れます。
- ニンニクは潰すことで、切った時よりもニンニク臭を抑えめにできます。
Point!
- ザラメは加熱時に入れるので、ザラメ以外の材料を全て入れます。
豚バラを縛る(5分)
Point!
- 1kgのブロック肉なら、タコ糸は余裕を持って3~4m位。
Point!
- 強めに巻くことで加熱時の結着力を強め、型崩れを防ぎます。
大判チャーシューを調理
肉の下茹で・タレ漬け(20分)
Point!
- こまめに何度もアクをすくっていると、アクが水中に分散してしまうため、溜めて一気にすくいます。
Point!
- 保存袋に入れた際はできるだけ空気を抜くことで、肉がまんべんなくタレに漬かります。
タレ漬けした肉を焼く(5分)
Point!
- ガスレンジ台や周辺が油だらけになると掃除が大変なので、レンジガードを持っていると便利です。
- 特に4枚パネル式は、かなりコンパクトに折り畳めて収納も楽なので個人的におすすめ。
肉をタレで煮込む(150分)
Point!
- 既に砂糖も入っていますが、ザラメで更にコクを出します。
Point!
- タレから肉がはみ出す場合は、時々転がして全体的に味が染みるようにしましょう。
- 落としぶたが無い場合は、アルミホイルで落としぶたを作りましょう。
Point!
- 煮込んだばかりのチャーシューは、かなり柔らかく切りにくいです。
- 冷蔵して肉質を落ち着かせることで切りやすくなります。
- カットしてから加熱すればすぐホロホロの柔らかさに戻ります。
お好みでカットして完成!
お疲れ様です!
(`・ω・´)ゞ
仕込みから入れると長い工程になりますが、これでフルフルトロトロの大判チャーシューの完成です!
あとはお好みでカットして、薬味を添えてつまみにしたり、ラーメンに乗っけたり、色々な方法で味わって下さい!
大判チャーシューを実食
ご飯の友にも酒の肴にもなる
まずはチャーシューの定番の薬味、白髪ネギと糸唐辛子を添えて、チャーシュー単体を味わいます。
当然ながら、ご飯が進みまくります!
私ももういい歳ですが、「男子中高生かっ!?」ってくらいに白飯がガツガツと進んでしまいますw
( ̄~; ̄)バクバク
箸でホロホロとほぐれるほどの柔らかさ。酒の肴にチビチビとつまんでも良いですね♪ 更に水からじっくり火を通しているので、ジューシーに仕上がっています。
タレに絡めて焼く
ちなみにこちらの「大判チャーシュー白髪ネギと糸唐辛子添え」は、カットしたチャーシューを漬けダレに絡めながらフライパンで焼いています。
そのまま食べても美味しい!
次は、食べる前の再加熱は無しでそのまま食べます。
再加熱をしていないので箸でホロホロほぐれることはありませんが、しっとり柔らかジューシーな美味しさを味わえます。
さながら厚切り高級ハムのような感じで、脂部分も美味しく食べることができ、これまた白飯がドンドン進みます。と言うことは、お酒もすすむこと間違い無し!
(๑´ڡ`๑)イイネ
テッパンの旨さチャーシュー麺
チャーシューと言えば、やはりラーメンとの組み合わせは避けて通れません。ちなみにスープとメンマも自家製にしました。
Point!
- ラーメンスープは「13.」の茹で汁をベースに、かえしは「25.」の漬けダレをベースに作っています。
大判チャーシューなので、ラーメン丼の面積をほとんど占める大きさで、トッピングとしてもインパクトがあり、お家ラーメンの主役になります。
表面を炙って香ばしさをプラス
こちらのチャーシューは、ラーメンに乗せる前にバーナーで表面を軽く焦がし、炙りチャーシューにしました。
Point!
- 魚焼きグリルやオーブンで焦げ目を付けても良いでしょう。
切り落としでチャーシュー丼
チャーシューをおかずにご飯がすすむのは当然ですが、これをご飯にのっけて丼飯にすると、また別の美味しさを楽しめます!
( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )
ということで、チャーシューの余った切り落とし肉を角切りにしてオン・ザ・ライス!
トッピングの卵黄に肉をまぶして食べるのもまろやかで旨し!
余った切れ端でご馳走に
作り方はこれも簡単。大判チャーシューの切り落とし(両端の部分)を角切りにます。
これをフライパンでコロコロしながらこんがりと焼き目を付け、トッピングの卵黄と小ねぎを用意して完成。
Point!
- お好みで漬けダレに絡めながら焼いても良し。
副産物をリメイク
使った材料を全て活用
さて、今回はおまけとして、大判チャーシューを作る際に使った様々な材料をリメイクし、全て余すところなく利用する方法もご紹介していきます。
(-ω☆)キラーン
- 煮汁 「出汁」
- 漬けダレ 「万能かえし」
- 豚肉の脂 「ラード」
- 漬けダレの野菜 「親子丼」
ラーメンのスープ、カレーなど汁系の出汁に利用。
ラーメンのかえし、煮込み料理など色々使える。
タレに浮く脂を濾してラードを作る。
漬けダレに入れて煮込んだ各種香味野菜をリメイク。
肉の茹で汁の活用
Point!
- 煮込み時間が短いので、茹で汁からラードは少量しか取れませんが、出汁として色々な活用ができます。
- 脂分はそのままで利用するか、固めて取り出しましょう。
煮込みダレでかえしを作る
Point!
- 気温が低い冬場などは常温でも固まります。
Point!
- ラーメンのかえしはもちろん、煮込み料理に、チャーハンや炒めもの、焼き物など、万能のタレとして使えます。
脂を固めてラードを取る
Point!
- そのままでもラードとして使用できますが、タレが含まれていることで焦げやすくなるので、これを分離させてラードだけ取り出します。
Point!
- チャーハンや炒めものを作る際にラードを使うと、豚の旨味のコクがプラスできます。
使用済み野菜で親子丼
チャーシューのタレに使った野菜類は、一見すればもう役目が済んだクズ野菜ですが、リメイクすれば美味しい親子丼に♪
しかも既に味が付いているので味付け無しでそのまま使え、とっても便利です!
(*・ω-)b
Point!
- 大体3~4人分は作れます。
- 生卵は人数分×2個用意します。
Point!
- 野菜はかなりしょっぱいので、味を見ながら水を足して下さい。
Point!
- 溶き卵を時間差で入れることで、完熟と半熟の2種類の卵が風味を倍増させます。
まとめ
単体でもトッピングでも主役に!
豚バラのブロック肉を巻いた大判チャーシューは、そのまま単品でも、他の料理にトッピングとして利用しても、主役となれる迫力ある一品です。
また、一回作ってしまえば、おかずにしたり、ラーメンに入れたり、丼にしたりと、ブロック肉を使っているだけに色々楽しめるボリュームがあるのも良いところ。
是非、作り方をマスターして食卓のバリエーションを広げるのにお役立て下さい♪
( ⑉¯ ꇴ ¯⑉ )