【目次】生めかぶと帆立稚貝の潮汁のレシピ
調理時間:約19分
【生めかぶと帆立稚貝の潮汁】
めかぶと帆立の旨味出汁が利いた汁もの
冬から春にかけての旬が重なる食材に「生のめかぶ」と「帆立の稚貝」があります。
帆立の稚貝は小さいながらも帆立の旨味がたっぷりで、生めかぶは海の香りが楽しめる食材。この二つの海の恵みを使い、海の香りと磯の香りを贅沢に楽しむ潮汁を作っていきます♪
それでは、お酒の席の〆にも、または食事の際の汁ものとしても喜ばれるこの生めかぶと帆立稚貝の潮汁のレシピを早速ご紹介しましょう。Σ(ノ≧ڡ≦)
調理時間:約19分
< 2人前の材料 > | |
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・帆立稚貝 | 200g |
・生めかぶ | 130g |
・乾燥ふのり | 適量 |
・出汁用昆布 | 1片 |
・水 | 600ml |
・塩 | 小さじ1/2 |
・料理酒 | 大さじ1 |
「ふのり」は最後に吸口としてあしらいますが、ふのりが無ければ無しでもOKですし、小ねぎやセリ、三つ葉など、お好みの葉物をあしらっても良いでしょう。
水400mlに料理酒大さじ1を加え、出し用の昆布を入れて30分~1時間(表記時間外)ほど置いておきます。
めかぶを洗ってミミを切り分け、ミミ部分を一口サイズにカットしておきます。
帆立稚貝の殻に付着している白いウネウネなどを削り落とします(表記時間外)。
タワシなどを使い、流水で帆立稚貝をキレイに洗います。
キレイにした稚貝を1の鍋に入れ、中火で水から茹でていきます。
沸騰直前くらいで、出汁用の昆布を取り出します。
稚貝の口が開いたら、火を止めてフタをして、3分ほど蒸らします。
蒸らし終わった帆立稚貝は鍋から取り出しておきます。
10で帆立稚貝を取り出した茹で汁を、ガーゼなどを使って汚れを漉します。
汚れやアクを漉し取った澄んだ汁を使います。
12で漉した出し汁を鍋に戻し、残りの水200mlを足して火にかけます。
鍋を火にかけている間に、乾燥ふのりを流水で洗って水で戻しておきます。
13の出し汁が温まったら塩を大さじ1入れ、稚貝を鍋に入れます。
稚貝を入れた汁が再び温まったら、カットしておいた生めかぶを入れます。
器に盛り付けたら、最後に水気を絞ったふのりを散らして「生めかぶと帆立稚貝の潮汁」の完成です!!٩(●˙▿˙●)۶
それでは、旬の海の幸「生めかぶ」と「帆立稚貝」を使った磯の香りたっぷりの潮汁を実食します♪
画像:「海が香る生めかぶと帆立稚貝」生めかぶのコリコリとした心地よい食感と、帆立稚貝の濃厚な旨味。
お酒の〆にも良いですが、お酒のお供につまみとしても、なかなかイケます♪
ちなみに帆立稚貝の黒い部分は貝毒が溜まるウロ(中腸腺)ですが、稚貝の場合は食べても問題は無いと言われています。
ただし苦味もありますので、嫌な場合は焼き魚の骨を取る要領で、稚貝のウロを外して食べると良いでしょう。
※ 帆立稚貝のウロの貝毒に関しては こちらのページ に詳細を載せています。
具材はもちろんですが、潮汁はこの食材の旨味が含まれた出し汁がメインと言うこともできます。
胃に染み渡る旨さをこのまま味わうも良し、白飯などにかけて茶漬け風に味わうも良し。海と磯の香りを残さず楽しみましょう♪
冬から春が旬となる海の恵みをWで使用した潮汁。
生めかぶと帆立稚貝の海と磯の香り、そして旨味は、この時期だけに味わえる贅沢なものです。季節の海の恵みをご家庭の食卓にも活用してくださいね♪(*’∀`)ノ゚