【目次】帆立稚貝のおいしい味噌汁の作り方
調理時間:約18分
【帆立稚貝のおいしい味噌汁の作り方】
殻付きホタテの晩ごはんレシピ
貝殻付きの小さな帆立、いわゆる帆立稚貝は安価に購入できる上に、小さいながらも帆立の旨味がたっぷりです♪
そんな帆立の稚貝を味噌汁の具材にすれば、帆立の出汁が利いた極旨な味噌汁を作ることができます。更にちょっとしたコツやポイントを抑えるだけで、その美味しさもワンランク上のものとなります。
日本人なら心に染み渡る帆立稚貝の味噌汁。今晩のご飯にいかがですか?(*´∀`*)
調理時間:約18分
< 4人前の材料 > | |
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・帆立稚貝 | 240g |
・小ねぎ | 2~3本 |
・出汁用昆布 | 1枚 |
・水 | 600ml |
・料理酒 | 大さじ1 |
・味噌 | 大さじ2 |
帆立稚貝の体積があるので、この分量で普通のお椀なら6人前は取れるかと思います。中くらいのお椀なら4人前ほど、大きなお椀なら2~3人前くらいの量になります。
帆立の稚貝は表面の付着物を除去し、よく流水で洗っておきます。
帆立稚貝の表面の白いウネウネしたものは、気にならなければ取らなくてもOKです。
稚貝の下処理方法、白いウネウネの正体、貝毒の情報などは、以下の頁に詳細を載せていますので、そちらも併せてご参照ください。
(σゝ∀・)σ
【帆立稚貝(ベビーホタテ)の食べ方】ウロの処理や洗い方・保存や冷凍
【帆立稚貝(ベビーホタテ)のウロは食べれる?】 旬や栄養・毒性など
【帆立稚貝の白いウネウネの正体はコレ!】 寄生虫やその他付着物も検証
水400mlに料理酒大さじ1を加えたものに、出汁用昆布を30分(表記時間外)ほど浸しておきます。
掃除をしてキレイにした帆立稚貝を1の鍋に入れ、中火にかけます。
沸騰する直前くらいで昆布を引き上げます。
稚貝の口が開いたら火を止めます。
鍋のフタをして3分ほど予熱で蒸らします。
蒸らし終わったら、帆立稚貝を一度取り出します。
帆立稚貝の汚れが出汁の中に残っているので、一度だし汁を漉します。
貝殻の汚れなどを漉して澄んだだし汁。これを鍋に戻します。
鍋に戻した出汁に水を200ml足して、再び火にかけます。
出汁のアクをすくって雑味を取り除きます。
灰汁をすくった出汁に大さじ2の味噌を溶きます。
味噌を溶いたら、別にしておいた帆立稚貝を鍋に入れます。
別にしておいた稚貝を入れることで、味噌汁の温度が下がるので煮立つまで温めます。
お好みの温度に温まったら味噌汁を器に盛ります。
器に盛った味噌汁に小ねぎを散らせば完成です!Σd(・ω・´)
グッ!!
小ねぎはお好みで入れなくてもOKですが、小ねぎの香味で帆立の旨味が引き立ちます♪
小さな稚貝ながらも、しっかりと帆立の味わいがあり、出汁もたっぷりと出ていて濃厚な味わい♪
心に染み渡る美味しさです!(*´3`)-з
白飯とおかずに、この帆立稚貝の味噌汁も良いですが、おにぎりなんかもぴったり。もしくはお家で手巻き寿司する時なんかのお味噌汁にも良いと思います。
一般的に帆立の稚貝の場合は、ウロの部分の貝毒は気にするほどではないと言われていますが、もしも気になるようでしたら、焼き魚の骨を取りながら食べるようにウロを外しながら食べると良いでしょう。
そして稚貝自体も充分に帆立の味を楽しめますが、稚貝の旨味が溶け出した味噌汁がまた濃厚極旨です!(๑¯﹃¯๑)
ウロの貝毒に関しては以下の頁をどうぞ。
【帆立稚貝(ベビーホタテ)のウロは食べれる?】 旬や栄養・毒性など
貝を一度取り出すという、ほんのちょっとの一手間だけで格段に美味しくなる帆立稚貝の味噌汁。
他の貝類の味噌汁やすまし汁などにも応用できますので、覚えておくと便利ですよ。
ちなみに稚貝の殻に付いている白いウネウネは、ビジュアル的には取り除いた方がベターです。今回のレシピの画像でも、見た目的に取り除いて使いました。
しかし面倒臭いという方は、そのままで使っても基本的に問題はありません。私も普段は白いウネウネそのままで味噌汁にしています。
稚貝に付いている白いウネウネの正体を知りたい方はこちら。
【帆立稚貝の白いウネウネの正体はコレ!】 寄生虫やその他付着物も検証
ということで、安く購入できる帆立稚貝を使った極旨な味噌汁の作り方をお届けしました!ヾ(≧∀≦)ノ
殻付きの帆立稚貝を使ったその他のシピも公開中ですので、そちらも是非ご参考にして下さい。