金目鯛の兜で簡単ホクホク煮付け♪
【金目鯛のかぶと煮】
簡単にできるアラも旨い煮付け
産卵前となる冬場が旬となる「金目鯛」。伊豆や房総の名産品として、地元の食堂などでも煮付け定食が観光客に人気の食材ですよね。
そんな金目鯛はスーパーなどでも、なかなかに高価な食材であり、けっこういい値段がします。しかし頭の部分などは比較的お安く入手することができます。
実はこれがお宝!Σ(ノ≧ڡ≦)
この金目鯛のアラも煮付けにしたら、とっても美味しいんです。作り方も簡単ですので、是非ともご飯のおかずに、酒の肴にと、楽しんでみて下さい。
必要な材料 (2人前)
<2人前の材料>
煮汁用の材料
使うもの
下処理をする (約5分)
まずは下処理です。お湯を沸騰させ、そのお湯を金目鯛に掛け流していきます。
裏面も同じようにし、その後は冷水にとり、汚れや鱗、血合いなどを取ってキレイにします。
- 熱湯を掛ける事で、鱗も簡単に取れます。
- お湯をかけ流すのではなく、熱湯の入った鍋に金目鯛を浸しても良いでしょう。
煮汁を作る (約5分)
フライパンや底の広い鍋に料理酒を入れて火を点け、アルコールを飛ばします。次にその他の煮汁の材料を入れ、沸騰させます。
沸騰したら薄切りした生姜、下処理した金目鯛の兜を入れます。
- 煮崩れの原因になるので、金目鯛は重なり合わないように入れましょう。
煮付けていく (約20分)
再び煮汁が沸騰したら、アルミホイルで落し蓋をし、弱火で20分ほど煮詰めていきます。
20分経過したら、一度落し蓋を外して、煮汁を金目鯛の表面に回し掛けながら、更に5分ほど煮詰めます。
- アルミホイルを形に合わせて落し蓋にし、それによって煮汁を表面全体に行き渡る様にします。
- 煮汁を表面に回し掛けて、照りを出していきます。
再び落し蓋をして、火を消して20~30分(表記時間外)置き、味を染み込ませていきます。
ちなみに余った煮汁は他の調理にも活用できますよ。
- 温度が下がっていく過程で、食材に味が染みていきます。
- 7の行程は省いて、そのまま召し上がって頂いてもOKです。
- 煮汁は工夫次第で、色々な調理に使えます。
「金目鯛かぶと煮」完成!
「 金目鯛のかぶと煮 」これで完成です!!╭(๑•̀ㅂ•́)و
食べる際はもう一度、温めて下さいね。お好みで根菜なども一緒に煮付けて付け合せにしても良いでしょう。
美味なるアラを実食!!
画像:金目鯛の頬肉それでは実食していきます!(*・ω-)b
安価なアラの部分、頭の部分といえども、けっこう食べられる身が付いているんです。こちらは頬肉です。
ホッコリ柔らか食感でホクホクしてます~♪σ(~~~、)
モグモグ
みなさんは魚の煮付けの目玉や唇といった部位は食べますか?気持ち悪くて食べれないという方もいるかと思いますが、もう、これを食べなきゃ損です!
この目玉が美味なんです!この唇が美味なんです!
ちょー美味しいんです!!もうマジ旨なんです!!!(๑´ڡ`๑)
目玉ちゃんはトロットロの極上の食感♪対して唇ちゃんはモッチリした食感です。しかこれらはコラーゲンやDHA、ビタミンB1など、栄養も豊富でイイコトずくめ!
画像:金目鯛と白飯いや~、とっても美味しいです♪ヾ(≧∀≦)ノ
白飯にもぴったり!もちろんお酒にも合います。スーパーで、お手頃価格の金目鯛のアラを見かけたら是非とも購入して、煮付けにして食べてみて下さいね♪